こんにちはすあれすです。
今日の話題は決して名誉とは言えない三菱電機のブラック企業大賞受賞のニュースについて考えてみたいと思います。
このブログでも度々取り上げているここが変だよ日本企業の象徴みたいな感じがしますね。
何より2年連続で受賞すると言うことは、前年の反省が全く無いどころかたぶんそんなニュース自体関係ないと思っているのでしょうか。
どんな理由から三菱電機がブラック企業認定されてしまったのか考えてみたいと思います。
上司のパワハラによる・・
三菱電機では従業員が立て続けに過労により自殺すると言うニュースがありました。
三菱電機新入社員自殺で労災申請へ パワハラ示すメモ
その内一件は自殺して従業員が上司からのパワハラに対し詳細なメモを残していた事も話題となりましたね。
もし本当であれば「飛び降りた方が良い」とか「自殺しろ」など今の時代になっても平気で言える環境があると言うことが信じられませんし会社が未だに否定しているのは何なのか。
たかが仕事でプレッシャーをかけ続けるその上司に人の命の尊さについてひたすら考えて欲しいです。権力を利用した暴言の罪は非常に重いと思います。
従業員の過労自殺による労災認定
これも①と同様に企業体質が滲み出た案件ですね。2018年度にブラック企業大賞を受賞した理由が関連子会社の長期労働による過労死でした。
三菱電機子会社で過労自殺 労災認定、40代の男性
それが今年に入っても改善が見られずパワハラ案件と合わせて2年連続の大賞となったのです。
まさに安倍政権が働き方改革を推し進めている中でその方針とは真逆のニュースでとても一部上場企業とは思えない物です。
何故変われないのか?それには日系企業の典型である変われない文化があります。過去の栄光や自分が経験した事が絶対だと思い、時代が変わっても自分たちが変化出来ないと言う所は私が毎回記事を書く本質でもあります。
そう言う企業は長期的に衰退し、外資に買収されればまだマシですが最終的にはバラバラになってしまうのでしょう。
まとめ
今回は三菱電機のブラック企業大賞受賞のニュースを取り上げましたがこれは氷山の一角です。むしろ大企業だから槍玉にあげられた感もあります。
このニュースが出たときにブラック企業大賞にノミネートされる会社で働く従業員はどう思いますか?
とても経営陣に対してネガティブな感情が沸くのではないでしょうか。
また新卒で就職を考える人がこのニュースを見たらどう思うでしょうか。間違いなく応募を控えますよね。
そう言う意味ではワタミの様に数年後には優良企業として一気に変化出来るチャンスでもあります。三菱電機が大きく変化出来るか。引き続き当ブログでは見守って行きたいと思います。